ホタルイカは春が旬。関西生まれの本コラム執筆担当者は、スーパーのお魚コーナーにホタルイカが並ぶと、春の訪れを感じます。学生時代は関東で過ごしたのですが、関東より関西の方がホタルイカを見る機会が多いと感じました。関西は、ホタルイカの二大産地である兵庫県と富山県の両方からのアクセスが良いため、ホタルイカの流通網が発達しているのでしょう。

　さて、市場のおっさんが書いているコラムですので、ホタルイカが光る幻想的な光景や謎多き生態などの話は他所様のサイトにお任せします。ここでは、大阪市中央卸売市場で扱う食材としてのホタルイカを見ていってください。

　写真を撮りながら、帰りにスーパーに寄ってホタルイカと酢味噌を買うことを決意しました。

　これ全部ホタルイカです。兵庫県産などは通年で入荷していますが、やはり春はたくさん入荷します。

　ホタルイカと言えば、産地で水揚げ後すぐにボイルしたものが大半ですが、近年の技術発達により、生のものも入荷する様になってきました。(生食の際は食中毒や寄生虫に注意してくださいね)

　折角なので、この道20年の担当課長に話を聞きました。

「ボイルものを見るポイントは、耳の裏。紫がかっているものより白いものの方がしっかり処理されている。あと、丸々と太ったやつが良いとよく言われるけど、キュッと引き締まったやつもウマいよ。おススメの食べ方？やっぱり酢味噌！」

とのことです。

※本記事記載の情報に関しては細心の注意を払っておりますが、当社としてその正確性や完全性を担保するものではありません。地域性や時間経過、執筆担当者の誤認等により本記事記載の情報が正確ではない可能性がございます。また、意見に関する部分は個人の見解です。あくまでもコラムとしてお楽しみください。