JP/EN

大水のあゆみ

  1. TOP
  2. 大水とは
  3. 大水のあゆみ

大阪は古くから「天下の台所」として知られ、全国各地の"うまいもの"が集まる食の中心地として栄えてきました。
その大阪に、敷地面積12万平方メートル余の東洋一を誇った大阪市中央卸売市場が開設されたのは、1931年(昭和6年11月11日)のことです。
その8年後の1939年(昭和14年4月7日)、当社の前身である大阪冷凍海老株式会社が誕生しました。
以来、食文化の発展とともに歩みを続け、今日に至るまで大水グループとして成長を続けています。

創業期

1939年~1951年

市場卸売の原点を築く

大阪冷凍海老株式会社として創業

戦前・戦後という激動の時代において、食の安定供給は社会的使命そのものでした。1927年(昭和2年)に全国で初めて京都市中央卸売市場が開設され、1931年(昭和6年)には大阪市中央卸売市場、1932年(昭和7年)に神戸市中央卸売市場が開設されるなど、関西における食の流通基盤が整備されていきました。こうした時代背景のもと、1939年(昭和14年)に当社の前身である大阪冷凍海老株式会社が誕生しました。その後、商号変更を重ねながら事業基盤の強化を図り、1947年(昭和22年)大阪水産物株式会社へと商号を変更するとともに、大阪府における公認荷受機関(鮮魚介類及び加工水産物)としての認可を受け、水産物流通の中核的役割を担う体制を確立しました。さらに、1948年(昭和23年)には「株式会社大水」として再出発を果たします。続いて1950年(昭和25年)には、大阪府知事より水産物卸売人(鮮魚部並びに塩干魚部)の業務許可を受け、中央卸売市場を拠点に、産地と消費地をつなぐ卸売会社としての役割を本格的に担い始めました。こうして当社は、食の安定供給を支える存在として、その歩みを着実に進めていきました。

1939年4月

大阪冷凍海老株式会社を設立

1946年6月

本社を大阪市中央卸売市場内に移転

1948年3月

株式会社大水に商号を変更

大阪市中央卸売市場正門(開設時)
((一社)大阪市中央卸売市場 本場市場協会提供)
大阪市中央卸売市場でのセリ風景(1951年頃)

成長期

1952年~1983年

信頼を積み重ね、供給力拡大

高度経済成長とともに関西の中核企業へ

高度経済成長とともに水産物需要が拡大する中、当社は取扱数量や取扱品目を拡充しながら、関西圏における水産物流通の中核企業へと成長しました。市場内販売を核とした安定供給体制を強化する一方、1967年(昭和42年)には市場外販売を開始し、また1969年(昭和44年)にはコンピューターを導入するなど業務効率化も推進。北部支社、東部支社の設置により拠点を拡大しながら、「信頼される卸売企業」としての地位を着実に確立していきました。

1963年3月

大阪市、全国漁業組合連合会、大阪魚市場株式会社と共同出資で冷蔵倉庫業を営む大阪東部冷蔵株式会社を大阪市東住吉区に設立

1964年10月

大阪市中央卸売市場東部市場の開場に伴い、大阪魚市場株式会社・大阪淡水魚貝株式会社と共同出資で大阪東部水産市場株式会社を設立

1978年5月

大阪府中央卸売市場の開設に伴い、北部支社を設置

1981年10月

大阪東部水産市場株式会社の営業権を一部譲り受け、大阪市中央卸売市場東部市場に東部支社を設置

大阪市中央卸売市場東部市場全景(開設時)
大阪市中央卸売市場東部市場の仲卸店舗
大阪府中央卸売市場正門(開設時)
(大阪府中央卸売市場提供)

拡大期

1984年~2009年

市場の枠を超える挑戦

合併・上場・グループ化で飛躍的成長

流通の多様化、量販店や外食産業の拡大など、水産物流通を取り巻く環境が大きく変化する中、神戸海産物株式会社・京都魚市場株式会社・明石丸海株式会社との合併を経て京阪神全域に拠点を拡大しました。1997年(平成9年)には大阪証券取引所第二部への上場を果たし、単なる卸売業から総合的な水産流通企業グループへと進化しました。

1992年3月

大阪東部冷蔵株式会社をグループ会社化

※1995年1月

※阪神・淡路大震災発生。神戸市中央卸売市場(本場・東部市場)も甚大な被害を受ける

1997年3月

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場

2000年9月

神戸海産物株式会社と合併し、神戸市中央卸売市場本場に神戸支社、同東部市場に神戸東部支社を設置

2001年10月

京都魚市場株式会社と合併し、京都市中央卸売市場に京都支社を設置、合併に伴い株式会社京都興産及び丸魚食品株式会社をグループ会社化

2005年5月

株式会社明石丸海と合併し、明石市公設地方卸売市場に明石支社を設置

大阪東部冷蔵株式会社
京都市中央卸売市場第一市場(京都支社)
神戸支社でのいかなごセリ風景
(㈲食品市場新聞社提供)

進化期

2010年~現在

進化する水産流通企業へ

海外展開・グループ基盤の強化

大分・別府への事業エリア拡大や東京証券取引所スタンダード市場への移行など、グループとしての基盤強化を進めてきました。新基幹システムの稼働や新事務所ビルの竣工、海外大手水産会社からのスリミ輸入販売の開始など海外事業も展開。2025年(令和7年)には組織改革により物流企画部を新設し、持続可能な水産流通の実現に向けた体制づくりを加速させています。

※2011年3月

※東日本大震災発生。水産業・流通インフラに甚大な被害

2013年4月

グループ会社として株式会社大分水産を設立、大分市公設地方卸売市場で事業を開始

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2016年11月

新事務所ビルの大水野田ビルが竣工(12月12日入居)

2020年4月

別府市公設地方卸売市場の株式会社別府魚市をM&Aしてグループ会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場

株式会社大分水産
株式会社別府魚市セリ風景
大水野田ビル(竣工時)

2039

創業から100年目に向けて

大水グループは2030年のあるべき姿として「活き活きと水産物の価値をお客様に提供し続ける企業」を目指し、着実に歩みを進めています。その先には、創業100周年(2039年)という大きな節目が控えています。
魚の価値を高め、人々の食卓と食文化を支え続けること。そして、日本の水産物の魅力を国内外へ広げていくこと。それが、これからも大水が目指す未来です。